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2025.08.18
奨学生が外部団体主催の研修会に登壇しました!
2025年5月16日(金)、全国児童養護問題研究会 神奈川支部主催のもと、ぴあ応援団、朝日新聞厚生文化事業団とともに開催された「こどもが目標に向かうためのサポートを考える研修会」に、ゼンショーかがやき子ども財団から2名の奨学生が登壇者として参加しました。
社会的養護を経験した現役学生や社会人が企画・運営そして登壇者を担い、大人の支援者の皆さん、また中高生に向けて、これから目標に向かっていく子どもたちが本当に必要とするサポートについて、自分たちの経験に基づいた率直な「本音」を届けました。
研修会では、進学・進路選択、施設や里親家庭での生活、就職とキャリア形成など、様々なテーマが語られ、当日は養育関係者の方々や中高生など、対面とオンライン合わせて28名の方にご参加いただきました。
社会的養護を経験した若者たちが自身の経験に基づいた「本音」と、大人への支援の願いを、飾らない言葉で届けてくれました。参加された支援者の方々も、若者たちの真摯な言葉に深く耳を傾け、熱心な質疑応答を通じて、子どもたちの目標達成をサポートするために何ができるか、共に考える貴重な時間となりました。
ゼンショーかがやき子ども財団としても、今回の参加を通じて、社会的養護を経験した若者たちの声に直接触れ、今後の支援活動に活かす貴重な学びを得ることができました。登壇した奨学生2名は「緊張したが、良い経験になった。同じ境遇でも感性や経験が違っていて勉強になった。」「普段なかなか話せない財団事務局と交流ができ、仕事の話などが聞けて良かった。」などと振り返っていました。
今後も、子どもたちの未来を支えるために、こうした取り組みに積極的に関わってまいります。